今日、当ブログ含むSNSアイコンを新しくしました。Before / AfterいずれもIllustratorを用いて描いたアイコンですが、新しい方はタイトルに挙げた2つのツールのおかげで描くのが簡単でした。曲線ツールIllustrator CC 2014で実装された機能。曲線ツールは、2つポイントを置いたあと、その先の3つ目となるポインタまでの間が滑らかになるよう自動で方向線が調整されます。ペンツールで滑らかな曲線を引くのが苦手な私でも安心。ちなみに、ダブルクリックすると曲線の流れを一旦リセットして、続きから新しい曲線が描けます。線幅ツールIllustrator CS5で実装された機能。線の幅を部分的に太く、または細くできます。これのおかげで、線画に強弱をつけてアナログチックな表現に仕上げられます。従来同じことをやろうとしたら、ペンツールで面として書き起こさなければならなかったんですね。描いてみた実際どう使ってたのか軽く紹介します。手書きラフを線画に起こす今回はまずイメージを手書きして、それをIllustrator上に配置し、曲線ツールでなぞって調整していきました。不要な線は 消しゴムツール(Shift+E) や ダイレクト選択ツール(A) で消し、背面にベタ塗りのシェイプを配置しつつイメージを固めています。このシェイプはペンツールでざっくり描いてます。線を調整するにあたっては、背面のシェイプは ロック(Command+2) しておくと楽。線幅を調整する等幅な線に強弱をつけていきます。線の入りと抜き(先端)を細く、線の中央部を少し太くしてみます。また、線の先端を丸く設定しておきます。少し強弱つけるだけでだいぶ印象が変わりますね。最後に、実際に各SNSでどう見えるのかを、スクショを配置してIllustrator上で確認しますアイコン単体で見るといい感じでも、実際の画面で小さく表示された時の印象はまた変わります。今回は配色や目など細部の位置・サイズを調整しました。ここが一番時間かかった…。線を含むオブジェクトをそのまま拡大縮小すると線幅が変わってしまうので、線幅と効果を拡大・縮小にチェックを入れておくか、 分割・拡張してから試します。以上です、簡単ですね!ベクターの編集はやはりIllustratorが便利です。AdobeCC契約してるけどあまり触ったことはないという方、ぜひ試してみてください。