PhotoshopのCamera Raw フィルターを使ってRAWデータを手軽に現像する

Updated

2022.10.15

Published

2017.06.15

一眼レフカメラで撮影するなら、JPEGでなくRAWでデータを保存している方が多いでしょう。この時、メーカー付属のソフトウェアを使わずとも、またAdobe Lightroomを使わずとも、Photoshopさえあれば手軽に色調補正やレタッチを実行できます。

RAWデータの現像ソフトとしてはLightroomの方が一般的ですが、そのメリットは

・元画像と比較しながらいじれる
・ヒストリーでいじった履歴に自由に戻れる
・元画像はいじらないので、撮ったママのRAWはそのまま保存できる
・同じ現像をすぐ選択した画像に反映できる
などなど、
CameraRawはPhotoshopに「おまけ」で付いてくるソフトなのに対して、
Lightroomは本職です。

- LightroomとPhotoshopとCamera Rawの違いについて教えてください -コスプレ知恵袋

  • 主に手撮り(スナップ写真)、個人ブログへの掲載用

  • 設定は AUTO や P にしっぱなし(撮影手軽さ重視)

  • 「明るさ」と「色温度」くらいしか調整しない

データをPhotoshopで開く

SDカードをMacに接続し、デジカメで撮影、保存したRAWデータ(.dng)をFinderで表示します。RAWデータは、NEF、CR2、ORF、DNGなど様々な拡張子があり、メーカーやカメラの設定によって異なります。

画像を「自動補正」する

Photoshopで開くと、このような3列レイアウトの画面になります。

左列に、開いた写真の一覧が表示されています。
調整したい画像を選択し、右列の中にあるテキスト「自動補正」をクリック。

選択していた全ての画像が、明るくなりました!

画像の色温度を調整する

ホワイトバランスのプリセット を変更したり、色温度・色かぶり補正のパラメータをいじることで、色温度を全体的に調整できます。例えばこんな感じ。

色温度を下げて、より自然な色味に近づけました。

画像を書き出す

調整済みの書き出したい画像を選択し、左下にある「画像を保存」ボタンクリック。すると、書き出しのオプション画面が表示されます。

たくさん項目がありますが、保存先とファイル形式さえ変更すれば事足りるでしょう。

そして保存をクリックすると、書き出し開始します。枚数が多いとしばらく時間がかかります。

まとめ

もし、一眼レフ持ってるけどRAWデータ使ったこと無い!という方がいれば、このように簡単なのでぜひ試してみてください。ちなみに、もしPhotoshopがなくても、Mac純正のアプリでもRAWデータの編集ができるそうです。

参考サイト

ろくデブログ

PhotoshopのCamera Raw フィルターを使ってRAWデータを手軽に現像する

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Genta