
イタチやカワウソの仲間、フェレットの特徴について
更新日
2021.07.03 05:49
公開日
2015.07.12 05:49
最近、カワウソが話題になっていますが、フェレットもその仲間のイタチ類です。
実際、どんな動物なのか簡単に紹介します。
※フェレットと暮らし始める前に勉強がてら書いた記事ですが、その後2017/6/30に書き直しました。
生態
イタチ科であり、完全な肉食動物です。
寿命は、健康であれば6~11年程度といわれています。
人によく懐きます。犬と猫の中間といったところで、ちゃんとコミュニケーションがとるれます。
知能は高く、トイレの場所や簡単な芸を学習することもできるよう。(もちろん個体差があります)
食べ物はフェレット専用フード
フェレットは肉食です。でも、栄養素の調整など最適化されたフードが普及しています。「バイト」と呼ばれる栄養補助剤、おやつも販売されていますが、与えすぎないように注意が必要です。
できるだけフェレットフード以外の食品は与えないようにしましょう。ネギ科のもの、カフェインが入ったものなど、食べてしまうと死に至る食品がたくさんあります。
体臭はほどほど
本来はスカンクなどのように臭腺があるのですが、販売されている個体は摘出手術を受けているため、さほど気になりません。ペット特有の動物臭はあるものの、フード選びや月1程度のシャンプーなどで抑えられます。
暑さに弱い
体温は、平熱が38℃前後で、興奮すると40℃になる時もあります。
さらに、フェレットは汗腺が肉球にしかなく、熱中症になりやすい動物です。
室温はおよそ25℃以下に保つ必要があり、相応の電気代は覚悟が必要です。
狭いところが好き
狭いところが大好きで、ドアの隙間や座布団の下などに潜り込みます。
部屋の中で放すときには、誤って踏んでしまうことのないように注意が必要です。
また、冷蔵庫の裏などでコードをかじってしまったり、手の届かないところで排泄してしまい不衛生になることも。柵を使いフェレット用エリアを室内に設けるのが理想的です。
猫より小さく、ネズミより大きい
体重は、オスが1〜1.2kg、メスが600〜800g程度。個体差はもちろん、ファームごとでも違いがあります。冬場は皮下脂肪を蓄えるため、3割程度体重が増えることも。
細長く柔らかい骨格のため、細長い穴に入り込むことができます。
特定の音に敏感
鈴のなる音や、おもちゃなどのプピプピ音が大好きです。
部屋の隅っこで寝ていても、この音を聞くと飛び起きて駆け寄ってきます。


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鳴き声は小さい
以下のシチュエーション以外では基本的に鳴きません。
遊んでいるときなど、興奮状態の鳴き声(クックックッ)
威嚇するときの鳴き声(シュー、シャー)
恐怖・痛みを感じたとっさの鳴き声(ググググッ、ヴヴヴッ)
このように感情豊か。犬猫に比べるとかなりボリュームは小さいです。
致死性の病気がある
予防接種で防げるものの、かかってしまうと高確率で死に至ってしまうという怖い病気があります。
フィラリア
ジステンバー ... フェレットのジステンバー予防接種について
飼いはじめる前に、ペットショップや動物病院で事前にアドバイスをもらったほうが良いでしょう。
まとめ
犬猫、うさぎ、ハムスターなどとはまた違った動物だということが伝わったでしょうか。当ブログでは、そんなフェレットとの暮らしを書いているので、是非読んでみてくださいね!

