Delight U iPhoneアプリデザインコースに続き、幸いにも「エキスパートコース」受講資格を頂き、なんとか修了することができました。苦労したこと、学んだことなどをまとめました。Delight U エキスパートコースとは概要Delight U | 本気で学ぶ、無料UX/UI専門オンラインスクール現役第一線で活躍されているDeNAのUIデザイナーの皆様がメンターとしてアドバイスくださるという凄いコース。初回のオリエンテーション(16/07/15)と、最後の発表会(16/09/09)はクスールさんにて行われ、およそ1ヶ月半、平日の夜や休日などの時間で学びました。課題テーマシェアリング・エコノミー領域で差別化されたスマートフォンアプリ企画立案と設計をせよ。ただし、コストが500 〜 1000万円でかつ3〜6ヶ月ほどで実装可能ものを想定する。必要に応じて、ダウンロード数目標、MU、インパイト数、マネタイズの目標の設定もせよ。制作したもの発表資料%3Cscript%20async%20class%3D%22speakerdeck-embed%22%20data-id%3D%223dc9dfdaba3f46b9b90ac6302569b3e0%22%20data-ratio%3D%221.33333333333333%22%20src%3D%22%2F%2Fspeakerdeck.com%2Fassets%2Fembed.js%22%3E%3C%2Fscript%3Eプロトタイプ ( Marvel )%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fmarvelapp.com%2Fprototype%2Fj75eb0%3Femb%3D1%26iosapp%3Dfalse%26frameless%3Dfalse%22%20%20height%3D%22600%22%20allowTransparency%3D%22true%22%20frameborder%3D%220%22%20style%3D%22-webkit-clip-path%3A%20inset(2px%202px)%3B%20clip-path%3A%20inset(2px%202px)%3B%22%3E%3C%2Fiframe%3E学んだことリーンキャンバスを活用した事業計画書づくりテーマ「シェアリングエコノミー」に関するアイデアをビジネスの企画に昇華させる手法として、リーンキャンバスを教えていただきました。リーンキャンバスのフォーマットに情報を書き出し、事業性の確認やコアバリューの深掘りを行いました。このフォーマットを埋められなかったら、アイデアとして弱いので、別の角度・切り口からさらに深掘りしたり、そもそものところに立ち返ったり…という感じです。こちらの記事も参考になります。リーンキャンバスとは ?事業計画書を作ろう・実践編【テンプレート付】|ferretユーザーファーストなUIデザイン一貫して「どんなユーザーが使いたいと思うのか、使うのか?」「ユーザーがその機能を求めているのか、何を得られるのか?」という問いかけに向き合いながら、メンターさんのアドバイスを交えてブラッシュアップしていきました。「ユーザーが本当に使ってもらえるものをつくること」を頭で考えていても、実際につくってみたものが、客観的にはそうなっていない。まだまだやれることがたくさんあると、アドバイスをいただきながら気づくことができました。ユーザーの立場に立ち切ることの難しさを改めて痛感。また、ちょうど妻がペルソナに近い属性だったので、つくったものをみて触ってもらい、アドバイスを取り入れながらブラッシュアップしました。やはり、自分のイメージ・仮説でつくったものと実際の利用者との認識のズレが度々あり、ユーザーインタビューの重要性も再確認できました。画面遷移図の作成guiflowというアプリを利用して、画面遷移図を都度作成し、導線を確認しながらデザインを進めました。ちゃんと使ったのは初めてでしたが、普通に便利で助かりました。機能や項目の重複などをこのステップで潰せました。Adobe XDを活用したプロトタイピング巷で話題の Adobe XD ( Experience Design ) を試しに使ってみたら、あまりにも動作が軽快かつ便利で感動しました。というのも基礎コースの時はPhotoshop上で作成したのですが、5〜10画面毎にファイルを分けていて、それでももっさりすぎる動作に絶望していました。一方、XDではこれだけたくさんのページを作成してもさくさく動きます。もしPhotoshopで制作してたら、きっと期日に間に合わなかったです。ちなみに発表資料もXDで作成しました。今後についてDelight U を通じた学びは様々ですが、特に「アプリUIデザインを企画からプロトタイピングまで一定期間内でできるようになった」ことは自信になりました。気づいたのは、自分は「誰かが本当に喜ぶサービスを実現するデザイナー」になりたいんだと感じていることです。見栄えだけではなく、企画などの根本からより良くしたい。そのプロセスに関わりたい。さらに言えば、デザインをつくるだけだとダメで、ちゃんとユーザーの手元に届くところまで責任を持ちたい。本当に価値のあるものをつくりたい。そうした思いを新たにしました。まだまだ技術・知識的に足らないので、もっと勉強し、経験をバネにそのような機会に関わっていけるよう行動していきます。クスール様、DeNA様。本当に貴重な学びの機会を頂き、本当にありがとうございました!