嫌われる勇気ここしばらくずっと読書をしていなかったのですが…。久しぶりに、引き込まれる本に出会いました。iBookStoreで、レビューの感想が気になったのです。今後、心身ともに悲鳴をあげないためには、どうしたらよいのか。本書では、克服の部分まで力強く提示してくれます。夢中になって読みました。これは一例ですが、他のほとんどのレビューも高評価。釣られて購入しました。そもそも哲学にさほど興味はなかったのですが、この本を通じてアドラーという哲学者を知りました。結果論ではなく、目的論。過去が今を作っているのではなく、過去は過去であり今何をするかによってのみ今を変えられる。自分が今何かに行き詰まっているとすれば、無意識に今の行動に目的があるかもしれない。それを変えることで今を変えこれからを変えられる。人によっては残酷で苦しく、馬鹿げていると拒否反応を起こす。人によっては、抱えていた行き詰まりに新しい指針が見えて希望が見える。自分はどちらかと言えば後者でした。本の形式が、哲学者と若者の対話というのが読みやすくてよかったです。あとその若者が自分に似ているようで共感しながら読み進めました。最近は漫画くらいしか読まない(読めない)日々が続いていましたが、「7つの習慣」などの本にも興味が湧いてきたので、これもこのような対話形式の本があれば読んでみようかしら…。嫌われる勇気