GitHub CLIを使い、フォークされたリポジトリからのPull Request内容をローカルで確認する
Updated
2022.10.15
Published
2020.07.01
公開しているリポジトリにPull Requestがきた時、これをどうやってローカルで確認したら良いのか迷いました。
調べてみると、いくつか方法を見つけましたが、その中でGitHub CLIを使うのがもっとも手取り早そうに感じたので紹介します。
手順
簡単です。
CLIでリポジトリへ移動し gh pr checkout {<number> | <url> | <branch>} を実行する。...これだけ!
ただし先にGitHub CLIをインストールしておく必要があります。
GitHub CLIをインストール
MacであればHomebrewを使ってインストールできます。詳しくはリポジトリのREADMEにて。
brew install github/gh/ghHomebrewを入れていなければ先にそちらもインストールしておきます。
GitHub CLIのコマンドを実行する
ローカルのリポジトリに移動し、次のコマンドを実行します。
gh pr checkout {<number> | <url> | <branch>}{ } の中は、PullRequestの番号やURLなどです。GitHubでPullRequestを開いたときの画面右上に具体的な実行コードが案内されているのでそれを使うのが確実。

すると、対象PullRequestのブランチがローカルにつくられ、そのままcheckoutします。これでもう、PullRequestで変更された内容をローカルで実際に確認できます。
別の方法
PullRequest元のフォークされたリポジトリをクローンしてもローカルで変更内容を検証できます。このPullRequestに追加で変更を加えたい場合、以下の条件が必要となります。
あなたがプッシュアクセス権限を持つリポジトリでオープンされ、かつそのリポジトリのフォークから作成されている
ユーザ所有のフォーク上にある
プルリクエストの作者から権限を付与されている
コミットを妨げるブランチ制限がない