「なるほどデザイン 目で見て楽しむデザインの本。」を読みました
Updated
2022.10.15
Published
2016.03.04

Kindleセールで話題が再燃している「なるほどデザイン」。読んでみて、私も良い本だと思いました。公式サイトも素敵なデザイン!
感想
なるほどデザインの良さ = 見ればわかる
…に、尽きる、と思いました。タイトル通りですが。
何がわかるかというと、デザインは楽しいものだということ。そして、デザインは感覚(何となく)ではなく、いろいろな視点や知識を用いて、何か目的のために、誰かのためにつくるものだ、ということです。
そうした考え方と、実際にカタチにするための「道具」や「素」がビジュアルでわかりやすく示されています。
デザインについて学んだり実践している人にとっても学びがあるでしょう。デザインの魅力や要素を、なるほどこうやってビジュアルに落とし込んだのか!と感心するはずです。例えば、デザイナーの7つ道具として紹介されている「連想力」と「翻訳機」。自分たちがしている仕事はこういうことだったんだ!という発見がありました。
また、「細部に神は宿る」や「文字と組み」のページで、DTPならではと思われる基礎的なノウハウが書かれていて、個人的に知らないことがあり技術的にも勉強になりました。充実した内容なので、時間を空けて見るたびに何か変化、発見がありそうです。
これを期待したらダメ
PhotoshopやIllustratorなどの使い方、TIPS的なもの
デザインの「答え」
いろんな人の感想
公式サイトのフッターにも掲載されてますが、いろんな人がTwitterなどで本の感想を書いています。
それを見て、自分も「なるほど」と思わされることがありました。そんなツイートを掲載してみます(当記事はそれらを見てから書いてます)。
本を読んでその人の中で消化して終わる、のではなく、みんなの感想を共有して新しい「なるほど」が発見できる、という一連の体験も素晴らしいですね。
なるほどデザイン。まさに読みたかった本だった。レイアウト等は感覚って回答が多くて、その感覚に至るまでの経緯を知りたいのに説明してくれないからそこにたどり着けなかったんだけど、やっと噛み砕いて説明できる人が現れたという感じ。デザインだけでなくお笑いとか文章も同じこと思ってる人いそう
— おおきち (@ookichiinmyhead) October 20, 2015
デザイン入門書の実例って、リアリティがなかったり手法説明の手段だったりで「これ納品できるの?」というクオリティなものが多いんだけど、「なるほどデザイン」に出てくる実例はどれも納品レベルで「こういうの作りたい!」と思わせる力がある https://t.co/sgJnx99WvA
— 大庭 慎一郎 / Shinichiro Oba (@ooba) October 29, 2015
なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉 https://t.co/eJ44FGOUDI この本読んでてほんと楽しいしぱらぱらめくってるとアイデアわいてくる。デザイナーの頭のなかが可視化されてるイメージ。好きです!!
— ふぃなんしぇ (@financier) November 14, 2015
なるほどデザイン、買ってみました。これだけ分かりやすくデザイン理論が詰まってる本もなかなか無いのでは。この本で勉強できる新人さんは幸運だ。自身の復習はもちろん、デザインを人にどう分かりやすく伝えるかという点でも大変参考になりました! pic.twitter.com/LFF4CYIWGL
— fumihirock (@fumihirock) November 16, 2015
押し売りみたいでマジあれだけど、
— たじま🍑マーケティングとデザイン (@DesignHumore) March 2, 2016
なるほどデザイン読んでなるほどしたい人は、サイト見るといいよ。
サイトも人がなるほどってなる構成されてるのです。
私はなるほどデザインの知識で、時々ノンデザイナーの方にデザインの知識を語ったりするけど、平たくて伝わりやすかったりします