Photoshop CCの強化された検索機能を活用して作業を効率化する

Updated

2022.10.15

Published

2017.07.02

2017年2月頃、Photoshopの検索機能がアップデートされ、機能がより豊富になっていました。この検索機能を使うと、キーワードを入力するだけで、特定の機能の実行や、わからない機能について調べることもできます。

「あの機能はPhotoshopだとどこから開くんだっけ…?」と忘れてしまっても安心です。いちいちカーソルをメニューバーに移動するよりもスピーディなので、作業効率化に役立つのではないでしょうか。

使い方

「 command + F 」で、このような専用窓が表示されます。
(従来割り振られていた「フィルター再実行」は、「 command + F + control 」に変更されていました)

Spotlight検索、あるいはMac用のAlfredにも似ており、まさにランチャー検索といった感じ。

  • すべて

  • Photoshop

  • ラーニング

  • Stock

...の4つタブがあります。

初期では「すべて」が選択されていますが、「Tab」キーで切り替えられます。
そのまま入力しても良いですが、読み込みに時間もかかるため、都度切り替えて使ったほうが良いでしょう。

Photoshop

Photoshopの機能を呼び出します。

上下カーソルで移動し、returnで実行または表示します。エクステンションのパネルも呼び出せます。

ラーニング

キーワードに関連した、Adobe公式の情報サイトをブラウザで表示します。

先の「Photoshop」欄で見つけられなかったり、知りたい機能があればここで検索するとスムーズです。

Stock

Adobe Stockの素材を検索表示します。

表示された画像をクリックすると、ライブラリに追加。

今回試したのはサンプル用画像ですが、Adobe Stockのライセンスを購入していれば、購入から反映(サンプル用を本番用に差し替え)まで簡単にできます。

注意点

テキストの検索/置換は、従来通り「編集>検索と置換」から行います。今回の機能では対応していません。
また、試した感じだと「スクリプト」は検索対象外のようです。

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Genta